西林 正志

◎火と人を育ててくれる火吹き棒

◆メインアイテム
火吹き棒


焚火道具と聞いて、焚火台の次に連想するアイテムといえば火吹き棒。
キャンプにおいて、圧倒的メインなコンテンツである焚火。焚火好きな方はその道具にもこだわる方が多いのではないでしょうか?

【薪が燃える為に必要な酸素を、自分の息を使ってピンポイントで供給する。熾火になっていた薪は酸素を得、再び音を立てて燃え上がる。】

火吹き棒の役割を言語化するだけで、ゾクゾクワクワクが止まりません。

スノーピークの銘品のひとつ、シェラカップの持ち手部分は独特の湾曲をしていますが、これが抜群の持ちやすさで、握る力をほとんど使わずにストレスなくグリップできるというのは有名な話。それと同じ形状のハンドルが火吹き棒にも採用されています。これによって片手でも軽い力で持つことができ、またその長さからチェアにもたれながらでも(前屈みにならなくても)熾火に酸素を供給することが可能です。



そしてスノーピークの火吹き棒は、使用上の安全性をとことん考慮した以下2つの要素が肝です。
①従来の火吹き棒よりもかなり長さがあるかと思います。炎から距離を取ることで、お子様でも安心して使うことができます。
②逆止弁付きなので、誤って煙を吸い込むことがありません。なのでお子様でも安心して使うことができますPart2。

炎はとても危険なものです。しかし人類の発展には炎が不可欠なものでした。
野生の動物と人間の決定的な違いは、食べ物に火を通して食べるということだと思います。それ以外は大して変わらないとさえ思います。より衛生的に食べ物を食す事で、健康を保つことができます。
また、炎のエネルギーを利用して金属の加工や発電を行い、より快適な生活を可能にしてきました。

危険な火が、安全や快適さに役立つ。

危険なものと遠ざけているだけでは、今日の人類の発展はあり得ませんでした。
炎に限らず、対人関係や仕事においても、危険なもの・苦手なものと遠ざけているだけでは、自分の成長も自分で止めてしまっているのではないかと、焚火を通して気付くことができます。気づいたその先の成長は自分次第…自分は今も熾火のようにくすぶっています。

そういった学びが焚火にはあって、お子様でも安全に炎を育てることができるスノーピークの火吹き棒は、正に"火育道具"と言えるのではないでしょうか。




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