西林 正志

◎料理番を買って出たくなるフライパン◎
〜大きな平面を利用した、このクッカーでしかできない調理〜

ご覧頂きありがとうございます。
今回は一端の料理人でもある私の、ベストバイクッカーについて語らせて頂きます。
このクッカーならではの本来の機能から外れ、かなり料理人目線でのご説明となりますが、料理好きの方にはきっと刺さるはず…

◆メインアイテム
HOME&CAMPクッカー26


このクッカーでこそ作るべき料理第1位は、"ワンパンパスタ"です。
※ワンパンパスタとは、1つのフライパンだけで作るパスタのこと。別の鍋でパスタを茹がかず1つのクッカーで仕上げるので、道具が限られるキャンプには最適の料理です。

写真の2枚目以降、各工程の順に掲載しております。

何故、ワンパンパスタに向いているかと言うと、答えはその大きさと形状。
フライパン側面が垂直になっており、それにより底面の平らな面積が最大化されています。

具材を炒めたら一旦お皿に取り出し、お水を加えて沸騰したところにパスタを投入しますが、その際鍋底にグッとパスタを押し込むだけで、あとは簡単にお湯の中にパスタ全体を沈めることができるんです。

これが側面が斜めになっているフライパンだと意外と面倒な作業。
スノーピークの王道クッカー【パンクッカー】だと、ここの作業が非常にやりづらく、無理やり沈めるにも時間を要し、結果的に仕上がりの麺の硬さが均等になりにくいです。
※もちろんパンクッカーも非常に優秀なクッカーです!

適宜水分量を調整しつつ、麺がいい感じの硬さになったら具材を戻して味付けをして完成。

作る量によって、3人前までなら浅型、4人前以上なら深型と使い分けています。

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他にも、その大きな平面を活かして、お肉やハンバーグなどに"焼き目を付ける"という作業をするのが得意。平面が大きいので一度にたくさんの物を焼くことが出来ます。【パンクッカーなら大きなハンバーグ2枚、HOME&CAMPクッカー26なら倍の4枚焼ける】というようなイメージです。

主な料理例は以下です。

・ハンバーグ
・特大のソーセージを焼く
・タンドリーチキン
・生姜焼き
・カレー
・チキンのトマト煮込み
・手羽元のコーラ煮

などなど。
カレー以下のように、お肉に焼き目を付けてから煮込む料理にも最適です。ガラス製の透明の蓋で、蓋をした際の中身の状態が一目でわかり、コトコト煮込んで美味しくなっていくサマを、見て愉しむこともできます。

また、収納ケースも他のクッカーとの差別化が図られています。シンプルな巾着型のものが多い中、このクッカーの収納ケースは持ち手がついたバッグ型になっています。これによりキャンプへ持ち出す際にクッカーをコンテナ等に入れる必要がなく、クッカー単体で車に積載することができるのもオススメのポイントです。


〜エピローグ〜

キャンプで料理を作ってる間って、どうしても皆んなの会話から置いてけぼりになりがちです。
でもこのクッカーで香ばしい焼き目を付けていると、「ちょっと待って、めっちゃいい匂いする」って、きっと誰かが反応してくれるはず。もしソロキャンプの場合は自分で言いましょう。
このクッカーで魅惑の香りを漂わせて、一気に会話の中心に踊り出てやりましょう。



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