西林 正志
172cm

◆焚火でパンケーキに挑戦

日頃よりこのスタッフコーディネートの場をお借りして、【簡単キャンプ飯シリーズ】と題しスノーピークのギアを使った、手軽に作れるキャンプ飯をご提案させて頂いております。

今回も同じ料理シリーズではあるのですが、正直言って【簡単】ではないので、文字通り【挑戦】という言葉を使っております。

挑戦することに意味があり、うまくいこうが失敗しようがどっちでも良かったのですが、よもやの大成功を納めてしまい、達成感もひとしお。ドーパミンがドバドバと止まらないので、こちらでご紹介させて頂くことでガス抜きをさせて下さい。


使用した道具は、愛用の【焚火台S】と【コンボダッチデュオ】。ダッチは家でもよく使うので良い感じに油が馴染んで育っております。
その浅型スキレットを、まず焚火で充分に熱します。煙が出るくらいまで熱したら薄く油を塗って最強の皮膜を形成します。

一旦弱火にうつしてスキレット表面の温度を下げ、温度が落ち着いたらパンケーキの生地を流し、そのまま弱火で焼きます。

ふつふつと生地に気泡が出てきたら良い頃合い。良い焼き色がついているか様子を見ます。
ここで生地がスキレットにくっついて剥がれなければ、一度強火にかけることで皮膜が復活して生地とスキレットが剥がれます。

良い焼き色がついていたらひっくり返し、弱火でもう2分ほど焼いたら出来上がり。
お好みのフルーツやジャム、シロップや生クリームをトッピングしたら頂きます。

目を閉じて味わい、目を開けるとやっぱりそこはキャンプ場。夢ではなく、自分でこじあけて創り上げた現実の世界です。

もう至極です。


途中、【弱火にうつす】とか【強火にかける】など出てきました。文字にすると簡単ですが、ガス火ではない生の焚火の火加減を操るのはとても大変なことです。
思い通りのタイミングで強火にするためには、すぐに火力の上がる細い薪が必要だし、それは予め用意して傍に置いておかないといけない。

【グリルネットS】の上に弱火ゾーンと強火ゾーンを作るためには、薪を対角に置かなければいけない。

焼き目が均等につくように、スキレットを絶えず回転させなければいけないし、火力が落ちてきたら酸素を送り込んで火力を上げないといけない。

酸素を送り込んだときに灰が舞い上がって、パンケーキに灰が付かないように気をつけなければいけない。

普段の調理においては一切気にする必要のないことばかりです。

【不便を楽しむのがキャンプ】
スノーピークは、ある意味その古のキャンプスタイルに抗い、快適性を追求してきたブランドでもあります。
でもやっぱり、その不便を工夫して乗り越えて得た達成感は何物にも代え難いものと、パンケーキに教えてもらいました。


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