西林 正志
172cm

◎まさに一生物の鉄板
【Fukuyama Free Forged Ferrum Griddle】

3.3mmという厚みは、鉄板としてめちゃくちゃ厚いというほどではありません。なので思ったほど重くもなく、バックパックキャンプの際にも持っていくほどのお気に入りです。

極厚ではないのに、その蓄熱性は圧倒的。粘りの強い低炭素鋼を鍛え上げて作られているからです。

蓄熱性が高いと、どういうメリットがあるのか。

例えば熱した鉄板でお肉を焼くときに、お肉を置いた部分は鉄板の温度が一時的に下がってしまい、焼き色がつくまでに表面から肉の旨味が逃げ出してしまいます。
蓄熱性が高いと、肉を置いた際にその部分の温度が下がりにくく、肉の表面を一瞬で焼き固めてくれるので旨味の流出がありません。

表面を焼き固めてしまえば、これまた高い蓄熱性のおかげで弱火でじっくりと火を入れられるので、焼き上がったお肉は旨味を最大限抱えたまま、ふっくら柔らかく仕上がるんです。

正直このクオリティの鉄板をキャンプギアに求めるのは諦めていましたが、まさかスノーピークから発売されるとは…

表面のでこぼこは、まさに職人が鍛え上げた証。これがあることで焦付きにくくなり、たわしで軽く擦れば簡単にピカピカに戻ります。手入れが難しいイメージのある鉄板ですが、これなら手軽に使えます。

よくある焦付き防止コーティングのされたフライパンはアルミをベースにしたものが多く、軽量で熱伝導性には優れますが蓄熱性は劣ります。
コーティングも消耗するので、剥がれてしまえばフライパンとして使い物にならないわけですが、鉄はシーズニングをして油を馴染ませればずっと使える一生物。
焼いた肉の旨味も蓄えて、作る料理がどんどん美味しくなっていく魔法のグリドルです。





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