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スノーピークアパレルのアイコンでもある、TAKIBI Specについて。

- 素材編 その壱 -

伝統のTAKIBIシリーズはメタ系

TAKIBI Spec=難燃性に特化したウェア、焚火を楽しむ上で不可欠なアイテムのひとつです。パチパチと勢いよく燃える焚火を前にして、火の粉を気にしなくてよいあの安心感と優越感といったら…キャンプではもう手放せない存在ですね。今やアウトドア業界でもかなり市民権を得ている難燃素材のアパレルですが、そもそも難燃の生地ってどんなものか、なども含めスノーピークのTAKIBI Specについて少し深掘りしてみましょう。

【歴史】

TAKIBI Specの元祖は、スノーピークアパレルの黎明期に誕生します。初代は綿糸に特殊な難燃塗料を塗布したもので作られていました。そこから繊維業界とタッグを組み、アラミドやモダクリルなどを採用して進化し、難燃性と着心地を両立した現在の形になっています。そこでまず今回は、スノーピークのTAKIBI Specの中でも一番長い歴史を持つアラミドにスポットを当てたいと思います。

【アラミドとは】

テイジンのCONNEX NEOというメタ系アラミド素材の生地を採用しています。難燃性の高さに加えて、400℃の熱に耐えられるという耐熱性、更に安定した高い染色性を持つのが特徴で、スノーピークの難燃シリーズのカラーバリエーションを楽しめるのはこの生地のお陰です。ちなみに、消防服などに採用されるのもメタ系アラミド素材です。アラミド100%の生地などは、ライターの炎で炙っても穴は開きません。

メタ、メタって…メタってなんぞやと言う方(が大多数)のために少しマニアックなお話を。実はアラミドには「メタ系」「パラ系」の2種類が存在します。メタ系は耐熱性・難燃性に優れたもの、パラ系は引張強度や弾性率の高さが優れたものになります。耳にしたことがあるかもしれませんが、D社のノーメックスという生地などもメタ系アラミドになります。また、皆さんが大好きな(?)ケブラーはパラ系アラミドです。防弾チョッキなどに採用される生地なので納得ですよね。

【ラインナップ】

上記を踏まえて、実際にTAKIBI Specの中でもアラミドを使用したシリーズを紹介します。現行のアラミド系の難燃シリーズは大きく3パターンあります。以下の順番で紹介していきます。

・TAKIBI Ripstop(アラミド×コットン)
・TAKIBI Weather(フルアラミド)
・FR(アラミド×ナイロン)

- TAKIBI Ripstop -

TAKIBIシリーズの歴史を受け継ぐスタンダードモデル。アラミド×コットンで柔らかな風合いですが、アラミドの混紡割合が高く非常に難燃性に優れたシリーズです。ジャケットやパンツのミリタリー感漂うデザインとリップストップ生地も相性抜群。個人的には今期はアノラックがオススメです。

- TAKIBI Weather -

難燃性に特化したフルアラミド(アラミド100%)は、ここ数年の新しいシリーズ。アラミド採用のTAKIBIシリーズって今までは比較的重厚な生地だったんですが、TAKIBI Weatherは非常に薄くて柔らかい印象。糸を細くして密度を上げて織ることで、生地表面もツルッとした風合いに(決してナイロン特有のピカピカ感はないです)軽くて耐久性に優れた生地で文句なしのクオリティー、私はパンツがお気に入りです。

- FR -

春夏がメインの生地ですが、これからFRのダウンがリリース控えているので一緒にご紹介します。上の2つと比べるとアラミドの混紡率は低く難燃性は少し劣りますが、ナイロン100%の生地と比較すればかなり強度はあります。難燃系のラインナップの中では、普段使いしやすいカジュアルなデザインを落とし込んでいるシリーズです。

【最後に】

最後まで読んで頂きありがとうございました。
一言で難燃素材と言っても奥は深いですね。次回はTAKIBI Specの二本柱のもう一本の方、モダクリルについて深掘りしていきたいと思います。新シリーズのTAKIBIスウェットとか、書きたいことがたくさんあります。お楽しみに。


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